家相方位学 - 家づくりにはちょっと気になる家相方位学。ここで少し勉強してみましょう。

家相方位学について

家づくりにはちょっと気になる家相方位学。ここで少し勉強してみましょう。

家相方位を簡単に言うと、人間も植物のように土・風・太陽光・水から自然のエネルギーを少しずつもらいながら成長するものと考え、人間が持つ本来の生命力を活発にさせるようにと考え出されたものです。古来中国から日本に伝えられてきた「気」の考えを利用したもので、家に自然の空気(風)と光(太陽)を取り入れ、家が安らぎの場・活力の源になるようにすると言うなかなか合理的な考え方から生まれたものなのです。

ここでは、家相を考えた家づくりをする時の順番や注意したい点など、家相がどんなものであるかを少しでも理解していただけたら幸いです。

日取り

家相を見る前に、下のような一連のスケジュールを立てます。 これを「日取り」と言います。

  • 一生の中で新築等の大きな買い物をして良い時期か
  • 土地取り引きの日
  • 建物の契約の日
  • 既存建物の撤去の日
  • 地鎮祭の日
  • 基礎がかりの日
  • 上棟の日
  • 引き渡しの日
  • 引っ越しの日

特に気を付けたいのが「引っ越しの日」。引っ越しをすると、これまで住んでいた場所や生活が大幅に変わり、人の(気)が変化します。人間の体は大変デリケートに出来ていて、うきうきしたり不安になったりなど気持ちが高ぶってたくさんのエネルギー(気)が費やされます。

それから、人の気持ちとは別に引っ越し先の土地には別のエネルギー(気)があると考えられます。この二つを見比べながら引っ越しの日を決定するわけなのですが、土地のエネルギーと体の調子が合うかどうかを見る方法の一つに九星気学があります。

九星とは
暦の中の一白水星(水気)、二黒土星(土気)、三碧木星(木気)、四緑木星(木気)、五黄土星(土気)、六白金星(金気)、七赤金星(金気)、八白土星(土気)、九紫火星(火気)の九つの星のことです。暦には、このほかに六曜、十支、十二支、中段、二十八宿が記されており、平成九年八月十日は「三碧丁丑(さんぺきひのとうし) 八白 申(さる) 七赤甲申(ななせききのえさる)」というようにその日の名前が付いています。もちろん人が生まれた日、誕生日にも名前が付いています。九星気学では引っ越し予定日と誕生日を暦で調べ、動いてもいい方向を運動法則の数式の決め事で計りだし、引っ越しの日を決めていきます。

間取りの図に方位線を入れる

具体的に家相を見る場合、間取りの平面図に中心を入れ、方位を示す線を書き込んで、特定の方角の吉凶を判断します。よく耳にする「鬼門」とか巽(たつみ)の方角」とか、家の「張り欠け」とかのチェックをするわけです。

例えば東(卯)の方向の台所・玄関は吉になります。これもよく迷信と誤解されがちですが、方位をきちんと出すことで、太陽の位置・風の吹く方向などの自然現象への対処が出来るのです。東側は一日のうち最初に光が当たる場所なので、朝日の当たる方位に台所を設けることは、明るくて気持ち的にも理想的な位置と言える訳です。家の「張り欠け」も風が強く当たり、採光が悪くなったりする様な事はしない方が良いという意味合いを持っているのです。

家相を見るとき大切にしたいのが、敷地へまず一歩入る所の門の位置、建物の中に入る玄関の位置、水回り(便所・洗面・浴室・台所)の位置などです。それから各室の位置を見ていきます。

専門家からの適切なアドバイスに耳を傾ける

家相を考えた家づくりをする場合、大切な事はどこまで気を付けるか、そして信頼出来る専門家に相談するということです。先にも述べましたが、家相方位はただの迷信だけでなく、いろいろな理論に基づいたものです。それだけに徹底的に行おうとすると時間や費用、土地の条件、広さなどさまざまなことをクリアしなければならず、そういった恵まれた家づくりが出来る場合は少ないと思います。自分に与えられた条件の中で最高のものにするという見極めも必要になるわけです。専門家はそういった判断も含めて適切なアドバイスを与えてくれるはずです。

家相も使い勝手も考えた間取りを決定するまでには、最低でも三ヵ月ぐらいはかかるでしょう。家相は、あくまで住み良い家を造るための一つの設計基準のようなものです。あまり難しく考えこんだりしないで、楽しくのんびり計画してください。